研究課題/領域番号 |
24501092
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
赤池 伸一 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (50611612)
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キーワード | ノーベル賞 / 研究振興政策 / 科学技術政策 / イノベーション |
研究概要 |
ノーベル賞各賞の受賞者の属性に関するデータベース化を進めるとともに、経済関係、科学技術関係の長期の指標系列の整備を行った。また、これらを用いて、各指標とノーベル賞の間の関係性について試行的な分析を行った。 2003年の小柴教授のノーベル物理学賞の受賞研究で用いられた実験施設、カミオカンデで用いられている測定器(光電子増倍管)の開発に関するケーススタディを行った。光電子倍増管は、株式会社浜松ホトニクスが開発したものであり、同社の科学志向型の経営に関してインタビュー等を行った。また、この成果と関連する事例に関して、2013年8月にワークショップを開催した。さらに、ケーススタディの結果を一橋ビジネスレビュー(2013年冬号)に掲載した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ノーベル賞受賞者へのインタビューを当初予定していたが、先方の都合もあり、進捗が遅れている。 また、海外の連携先の研究者が新たな研究費を獲得する必要があるため、連携研究に関する進捗が遅れている。、
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今後の研究の推進方策 |
・インタビューの計画的実施 ・マイクロな情報のデータベースの整備(適宜アウトソースを活用) ・連携共同研究先が研究費を獲得できるように支援する
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次年度の研究費の使用計画 |
受賞者へのインタビュー及びデータベース作成の遅れ、海外連携先が新たな研究費を獲得する必要が生じたため、次年度の使用が生じた。 受賞者へのインタビューの計画的実施、データベースの整備(アウトソーシングの活用)、海外連携先の支援等を実施する。
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