研究課題
基盤研究(C)
本研究は、視覚障害学生に対する電子教科書と電子黒板の研究である。弱視では、電子黒板において大型ディスプレイを利用するよりも、タブレットや小型ディスプレイを手元型電子黒板として利用する方が、見えやすいことが指摘された。電子教科書では、文字が自由に拡大できれば、PDFなどの簡易な形態でも評価された。一方、全盲向けの一行毎の点字電子黒板は評価が低く、電子教科書でも同様であった。教師と学生との双方向性は不要と評価が低かった。eラーニングに向けた学習システムの構築の重要性が指摘された。
科学教育、教育工学、情報教育