中学校・「技術」の「計測と制御」単元の教材とカリキュラムを開発した。生徒は、プラレールをパソコンで作成した自作のプログラムでプラレールを自動制御する。意識調査のアンケートと小テストの結果から、本教材の教育効果が認められた。アンケートの因子分析の結果、「コンピュータへの関心」、「粘り強く学ぶ学習習慣」、「理工系(STEM」への関心」、「自己有能感」、および「プライド」の5因子が抽出された。「コンピュータへの関心」と「プライド」に見られる、性別に関して対照性が、今後の情報教育に与える示唆について議論した。
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