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2013 年度 実施状況報告書

モーションキャプチャを利用したコンテンツ作成支援システムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 24501134
研究機関神戸大学

研究代表者

柏木 治美  神戸大学, 学内共同利用施設等, 教授 (60343349)

研究分担者 大月 一弘  神戸大学, その他の研究科, 教授 (10185324)
康 敏  神戸大学, その他の研究科, 教授 (60290425)
キーワード位置情報 / 視覚情報 / 行動履歴 / kinect / 外国語活動
研究概要

今年度は、現実空間の人や物の情報を取得するため、kinectにより取得した人の位置情報をプロットして提示するための実験用アプリケーションを開発した。同様に、ARを用いて物の位置情報を取得し保存するための実験用アプリケーションを開発した。
これらを用いて動作確認した結果、人や物の位置情報を取得できることを確認するとともに、取得できる範囲や条件等を見極めることができた。
さらに、上記で取得した情報をもとに視覚情報を作成するため、Live AnimationやiClone、crazy talkといったソフトウエアの活用可能性を調査した。その結果、独自のイラストや写真をアニメーション描写できることがわかった。これにより、比較的簡単に動画視覚情報を作成し、学習活動等への応用可能性の見通しがついた。また、kinectにより取得した情報をもとに視覚情報を作成する場合、動きにより補正や修正を必要とすることがわかり、どのような形で、どの程度、これらのソフトウエアを取り入れていくのか、引き続き検討していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

kinectやARにより位置情報を取得し、保存や提示を行うアプリケーションを開発し、これらによる情報取得の可能性と課題点を検討することができた。
また、視覚情報作成のためのソフトの活用可能性についても、その可能性と課題点を検討することができた。

今後の研究の推進方策

ここでは、TVML(TVprogram Making Language)を用いた視覚情報コンテンツ作成支援について検討する。TVMLでは、準備されているコマンドやメソッドにより動作を表す視覚情報を作成できるものも一部あるが、TVMLで準備されているコマンドやメソッドだけでは作成できない動作が想定される。
これらの動作についてkinectによるモーションキャプチャデータを用いて、どのようにすればTVML上で動作を表す視覚情報を作成できるか、どのように関連づければキャラクタが動いたように視覚情報を作成できるかを探る。また、作成が支援できる場合、どの程度、このような視覚情報を作成することができるかについても探る。

次年度の研究費の使用計画

アプリケーション作成のためのツールのバージョン調整や研究発表報告を行う日時調整のため
今年度において、バージョン調整および研究発表の日時調整を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ARを用いた対話的な教材作成に関する一考察2013

    • 著者名/発表者名
      柏木治美,大月一弘,康敏
    • 学会等名
      教育システム情報学会第38回全国大会
    • 発表場所
      金沢大学
    • 年月日
      20130902-20130904

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公開日: 2015-05-28  

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