本研究では,コンピュータを用いたeラーニング学習において,学習者の集中を維持するためのインターフェースについて実験を行った.学習者が楽しく学習できるよう,演習問題の正誤の回数により,褒める・叱る画像を表示するシステムを構築し,その有効性を検証した.また,eラーニングが授業などで用いられる場合を想定し,webカメラにより学習者の顔を検出するなどの方法で,真面目に学習しているか否かを検出し,警告を出すシステムを構築し,効果を確かめた.さらに,学習の合間の休憩時間における過ごし方(ゲーム,読書,音楽など)が学習効果に与える影響を調べ,適した過ごし方を明らかにした.
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