研究課題/領域番号 |
24501144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
森 夏節 酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (90269217)
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研究分担者 |
金子 正美 酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (00347767)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 情報教育 / GIS / 授業評価 / 授業分析 / FD / 教育効果測定 / 教育工学 |
研究概要 |
本研究は情報教育の実践で起こっている、学生間の習熟度にばらつきが広がり授業に困難さをもたらしているという問題を解決し、教育効果の高い情報教育を実現するために、学生による授業評価を即座に反映できるリアルタイム授業評価分析マップと、その評価者である学生の、評価者として高い精度を確保するためのシステム、この2つをGIS(地理情報システム)を用いて構築することを目指している。 研究初年度である24年度は、主に3つのことを行った。 1)文献調査および学会・研究会への参加により情報教育の現状と新たな取組みについての知見を得た。2)システム構築に用いるGISソフトの最新バージョンのトレーニングを受講し理解と技術を高めたとともに、システム構築にあたってのアドヴァイスを受けた。3)座席情報から学生同士が授業への参加の様子を評価し合い、その結果評価の高かった学生を「信頼性を有する評価者」として確保するシステムのパイロット版を構築することができた。また、学生同士の相互評価によって選出された学生の理解度調査から、評価者としての信頼性を確保できることが実証できた。 これらを踏まえ、2年目にあたる25年度は、評価者の信頼性を確保するシステムの機能をさらに充実させるとともに、授業時に運用しながら作成したシステムの評価を行う。また、2つ目のシステムである、リアルタイム授業評価分析マップの構築をおこなう。本システムは評価内容を単なる集計に留めることなく、マップ化することによって構造化と可視化が可能となり、リアルタイムで授業分析ができるものとなる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
24年度に計画していた1つ目のシステムのパイロット版が構築できたことから、当初の計画通りに進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
初年度であった24年度の成果を基盤として、25年度は国内外の学会にて積極的に発表し広く意見交換を行う。また、構築したシステムを授業等で運用し評価をおこなう。以上の2点を中心に本研究を推進していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度の研究計画の核となるリアルタイム授業評価分析マップの構築に掛かる人件費が中心となる。加えて学会発表のために交通費等の使用を予定している。
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