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2013 年度 実施状況報告書

仮想在宅医療実習による教育効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24501149
研究機関昭和大学

研究代表者

副島 和彦  昭和大学, 保健医療学部, 教授 (00102377)

キーワード電子カルテ / 仮想模擬患者 / 仮想在宅チーム医療
研究概要

1.電子カルテに入力する模擬患者情報の検討:学部内仮想病院の電子カルテに入力するための仮想模擬患者のデータ作成と退院後の在宅医療、特に在宅チーム医療としての在宅看護、在宅リハビリテーションに関するデータ内容を作成し、追加入力を行った。口腔ケア実施に関する項目検討を行い、模擬実施内容を精査した。精神科領域の模擬患者基本情報を作成した。
2.画像および臨床検査項目の検討:特に退院時の模擬患者状態を示す画像(x線写真、CT・MRI画像、US画像等)の収集と入力準備を行った。
3.在宅薬剤師業務に関する検討:在宅における薬剤服薬指導に関する資料ファイルを作成し、看護学科・理学療法学科と作業療法学科学生が理解できるような内容になっているかを検討し、内容再検討項目を抽出した。
4.ネートワーク整備:学部内無線LANの整備を行い、50~100名が同時接続が可能となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

各領域が個別に行ってきた模擬在宅医療演習を平成26年度は模擬患者退院後の在宅医療における看護・理学・作業療法士によるチーム医療と在宅薬剤師業務連携を仮想在宅チーム医療として連携模擬実習実施練習を連携研究者ととも実施しており、ほぼ計画通り達成している。平成25年度実施した学部内無線LAN整備の実施が遅れたため、電子カルテシステムと薬剤関連ソフトのバージョンアップ作業が行われていないが、電子カルテシステムの利用に不都合は生じていない。

今後の研究の推進方策

平成25年度実施できなかった電子カルテシステムおよび薬剤関連ソフトのバージョンアップ作業と学生ボランティアによる連携模擬実習を行い、評価についての検討を行う。また模擬電子カルテを利用したスキルスラボでの模擬演習をボランティア学生で行い評価について検討する。スキルスラボで使用するノート型パソコンの補充を行う。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度実施予定であった学内LAN整備実施が大幅に遅れ実施されたため、そのために電子カルテシステムの点検整備として行うバージョンアップや薬剤関連ソフトのバージョンアップの実施を平成26年度に延期した。
平成26年には平成25年度実施予定であった電子カルテシステムの点検整備として行うバージョンアップや薬剤関連ソフトのバージョンアップを実施する。
学内LANの整備が実施され、大教室での無線LAN接続が大幅に改善されたため、無線LAN使用による実施について検討を行い、システム整備の必要性を検討し、必要な整備を加える。
変更内容以外は申請した計画を遂行する。

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公開日: 2015-05-28  

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