本研究では実際の手術手技に近いトレーニング・評価が可能なAugmented reality simulator (ARS)、胆嚢モデルを用い、医学生においてもvirtual reality simulator(VRS)トレーニングにより実際の手技の習熟を認めること、また難易度の高いタスクが手技の習熟に効果的であることを証明した。この結果からランニングコストが少なく手軽に行えるVRSのうち難易度の高いものが学生の内視鏡外科手技トレーニングに適しており、これを用いたカリキュラムを作成することが必要と考えられた。
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