研究課題
基盤研究(C)
非教科型の多肢選択式問題として,平面上における方向把握を扱った設問(方向把握問題)に着目して,受験者が用いる解答方略と大学で学ぶ科目の修得の関係を分析したところ,方向把握問題で抽象度の高い解答方略を用いる者が,複雑な作図を要する図法幾何学の問題で高得点を取る傾向がみられた.また,三面図で示された立体の形状把握に関する問題については,正答した学生のほうがセンター試験の数学得点が高い傾向が示された.
空間認識力の評価,入試研究