研究課題
本研究の目的は、対面・オンライン・ブレンド型等、様々な教授・学習様態を包摂する最も効果的・効率的な教授・学習デザインの最適モデルを、Dr Terry Andersonが提唱するModes of InteractionモデルおよびInteraction Equivalency Theorem (the EQuiv)を基軸に考察しその定量化モデルを考案することだった。本研究に関する研究成果は、本分野で認知の高い国際学会、欧州圏のEDENとALT、北米圏のDTLとSloan-C、アジア圏のAAOU等にて、口頭・発表論文により共有された。また、学術誌論文においては、本分野に認知の高いJiME(Interaction equivalency in an OER, MOOCS and informal learning era/2013)およびEURODL(Interaction Equivalency in the OER and Informal Learning Era/2015)を通じて発信された。とりわけ、後者の中でEQuivの正式和訳を原意に即しその提唱者と共に「インタアクション等価説」と定義したことは意義がある。加えて、本研究の始源となった2010年にEURODL及びJIOL掲載の二本の論文の中国語訳が中国において本分野をリードする『中國遠程教育』よりそれぞれ「等效交互原理」(2014)および「開放教育資源、大規模開放網絡課程 (MOOCs) 和非正式學習時代中的等效交互」(2014)として掲載されたと聞く。(翻訳者の手違いか論文の第一著者名が、宮添輝美ではなく宮副照美となっており、著者の同一性保護が心配される。)研究代表者の体調不良により、本研究は中途に半年の研究休止期間があり、結果、一年の研究期間延長を許されたが、全体として、一定の研究成果があったと考えている。
すべて 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 1件) 備考 (1件)
European Journal of Open, Distance and E-Learning
巻: Special Issue ページ: 00-00
http://www.eurodl.org/index.php?p=special&sp=articles&inum=7&article=695
http://equivalencytheorem.info/