研究課題/領域番号 |
24501216
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
児玉 靖司 法政大学, 経営学部, 教授 (30266910)
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研究分担者 |
寺脇 由紀 法政大学, 経営学部, 講師 (30559365)
鎌田 敏之 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (80262939)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 教材情報システム / 大規模公開オンライン講座 / 学習データ解析 / プロジェクトベース学習 |
研究実績の概要 |
本年度は、最終年度として本課題研究のまとめを行う期間であった。大きな研究環境の変化は研究代表者がシリコンバレーより日本に拠点を変更した点である。日本に移すことによって、実際に本務大学において授業に対して本研究課題で開発した教材情報システムを実験することができた。海外出張も多く行い、引き続き海外の最先端の研究者と情報交換を行った。教材情報システムの開発としては、初年度より開発中のYATT (Yet Another Time Table)の機能向上を行った。スマートフォンの発達より解像度が上がり、通常のPCのブラウザと変わりなく操作できるようになったので特に大きな変更点なくアクセスできるようになった。実際に、法政大学の授業でYATTを使って授業を展開した。 本研究課題の分野では、MOOCsの広がりが顕著であり、我々としても本研究課題を継続して要素技術、学習データ解析の分野で研究を続けることができるのではないか、について検討した。実際に、経営学の分野で国際インターンシップとして学生をマレーシアに連れて行き、日誌とアンケートを12回採ることにより、アンケートについてデータ解析を行うことができた。人材育成の分野での有用なデータ解析に役立った。本国際インターンシップでのデータ解析手法は論文として発表予定である。本研究課題の成果を元に、MOOCsの広がりに関してGoogle社のオープンソースソフトウェアCourseBuilderを使ってオンラインコースを作成するプロジェクトを発足した。CourseBuilderを使って容易にオンラインコースを作成することができ、学習データ解析ツールも充実している。本研究課題で構築したYATTも組み合わせて新たな研究へ発展する予定である。
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