研究課題/領域番号 |
24501217
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
G・R Stockwell 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90367988)
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キーワード | コンピュータ支援語学学習 / eラーニング / 国際情報交流 |
研究概要 |
このプロジェクトの目的は、学習者各自で確認できるプロフィールの作成によって、の英語に関する自律的動機付けを保てるかどうかを調査することである。平成25年度は、計画に書かれた2つ目のステージであり、前年度に開発したデータベースを拡大し、それにリーディング・ライティングの機能を付け加えることになった。 この計画に従い、まずはデータベースの拡大構造に挑んだ。前年度に使用されていた語彙のものを基に作成し、データベースの入れる語彙と文法と、英語の意味、和訳、音声など、それから学習者用のインターフェースのデザインに励んだ。その作成の過程について、5年に一度しか開催されない、イギリスにてWorldCALLの国際学会大会で発表をした。 9月の秋学期から学習者との実際の使用を始めた。システム自体が安定していて、問題はなかったが、今年度も学習者は当初思ったほど使用としなかったため、アンケート・インタビューなどで、さらに理由を探った。前年度の調査の結果を踏まえて、スマートフォンを利用してもシステムが問題なく作動することができるようになった。学習者がスマートフォンを使用するにあたって、どのようにデザインしたらいいのかを、スタンフード大学のPhilip Hubbard教授と共同で論文を執筆した。まだ課題が残っていたため、モーバイル・ラーニングの専門家である、オーストラリアのMike Levy教授とMichael Harrington教授と打合せをし、改善に向けて打合せを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究はおおむね順調に進展している。平成25年度中に予定をしていたのは、データベースと学習者の拡大とともに、実験的に利用できるための1000語程度の語彙と、リーディングとライティングの機能を付け加えることだった。当初は、ほとんどの入力が研究補助者によるものの予定だったが、データベースの構成が複雑だったためほとんどの入力は研究者代表者によって行われたため、当初の予算よりを下回りました。システムをより効果的に利用できるように、ライティングに関してのトレーニングも行った。 中間発表となる論文の作成もできた。前年度の研究で明らかになった、学習者の不正解した単語のリストのメールの送信に関してはさらに調査し、モバイル・ラーニングを使うにあたって、どのような点に注意すべきなのかについての研究論文の執筆をした。現在は、ライティングのトレーニングの影響も調査行っている最中であるため、順調だと思われる。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度の研究費の使い方はおおむね予算通りとなる。平成25年度には、専門知識を持つ大学院生が見つかったが、入力が思ったより複雑だったため、代表研究者が当初予定していた以上に行うことになった。今年度の始めに、100%の学生はスマートフォンを持っていることが明らかになったため、さらにスマートフォンのみで使用できるように。システムの改善を行う予定である。今年の6月にベトナムにて開催される学会にて、前年度に判明した学習者のモーバイル・ラーニングを中心とした中間発表をする予定である。その後、7月にモーバいるラーニングをより徹底的に使用されるように、去年どのデータを分析し、2年に一度開催されるインターナショナル・コール・カンファレンスにてその結果を発表する予定である。もう既にアブストラクトが採択となっている。 前年度で明らかになったことは、トレーニングを通して、学習者は自分の学習方法について話し合うことになり、自律的動機付けが向上することであった。この要素をさらに深く調査し、その影響を調べる必要があることがわかったため、その点も含めて、研究を進めていく予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
予算が繰り越しとなった理由は2つある。1点目は、当初予定していたデータ入力補助は、結局予想以上に難しくて、結局研究代表者がほとんど行うこととなった。その結果、この予算を今年度に繰り越しで、入力に対するトレーニングを与えつつ、入力をお願いすることとなった。もう1点は、最初はこの予算で参加する予定だった学会に招待されることになり、旅費が使えなくなった。発表はできたのですが、学会が旅費を負担することになったため、その分は使われなかった。 使用計画として、データ入力者にトレーニングを行っている最中なので、今年度は昨年度中に入力できなかったデータを入力してもらうことになった。旅費の区分に関しては、最初は参加はしたかったが、予算を取らなかった学会があるため、その学会に参加する予定である。
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