小学校教育においては、様々な要因により現時点では学習管理システムLMSが普及はしていない。今後、教育の情報化がより進展し、ICTを活用して児童の学習を支援する取り組みが求められる。そこで、本研究では、オープンソースの学習管理システムであるMoodleを対象に、ユーザインタフェース文字列を児童向けに作成し、言語パックja_kidsとした。また、教諭が教材コンテンツを内製することを想定し、MoodleモジュールとPowerPointを利用した教材を試作した。さらにクラウドサービスと連携しモバイル端末を活用できる学習支援環境について検証した。
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