研究課題
基盤研究(C)
大学の情報リテラシー教育にペア学習を導入する場合、ペア学習の阻害要因を解明し、阻害要因を可能な限り排除することでより教育効果が増す。本研究では、ペア学習の阻害要因として、①解決課題の特性、②教員の関与、③受講生の特性、④ペアの組み合わせに着目した。3大学の情報リテラシー科目受講生約280名を対象に、ペア学習の実験授業を4年間にわたり行ってきた。その研究結果から、これら4つの阻害要因を排除したより教育効果が高いペア学習の手法を導き出すことができた。
教育工学