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2013 年度 実施状況報告書

ICTを活用した「子育て支援」に関する保育力を育成する学習環境の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24501232
研究機関園田学園女子大学短期大学部

研究代表者

金城 洋子  園田学園女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (20225121)

研究分担者 岩崎 千晶  関西大学, 公私立大学の部局等, 助教 (80554138)
久保田 賢一  関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
堀田 博史  園田学園女子大学, 健康科学部, 教授 (60300349)
松河 秀哉  大阪大学, 学内共同利用施設等, 助教 (50379111)
キーワード子育て支援 / 保育者の力量 / 保育者養成 / ICTの活用
研究概要

1)保育実践における相談事例(保育学や幼児教育学における文 献調査)を調査し,子育て支援の文脈に基づいた傾聴力や発信力に求められる知識やスキルを明らかにし,教育プログラム,WEB教材 を開発する.→文献に加えてこれまで開発された動画教材も参考にしながら教材を開発した。2)先行研究(協調学習,協同学習,PBL,参加型学習,ワークショップ運営)や事例(子育て支援,交流に関する研究等)を調査す る. ベテラン保育者にもヒアリング調査を実施して,保護者交流型ワークショップで求められる知識やスキルを抽出する.→保育者にヒア リング調査を行い力量の抽出を行った。その結果をもとに、保育者を希望する学生が園田学園大学において保護者を招いたワークショップを実施した。3)近畿地区の子育て支援センターWEBを分析し,地域の子育て家庭の要望や特徴を理解し,保育者の「子育て支援」に活かす環境を 構築する.また,特徴的で有益な活動を行うセンターを訪問し,ガイドライン作成に活かす.→近畿地区の中でも,京都大阪兵庫の子 育て支援センターに絞り,WEB分析を行った。結果を保育者プログラムで活用した。4)園田学園女子大学付属幼稚園2園の保護者,未就園児童を持つ保護者に対して,「子育て支援」におけるニーズや現在実施してい る教育相談についてアンケート調査をする. →Benesseが運営するWomensサイトにおける子育て相談 に関する情報を収集した。そのデータを分析を継続して行っている。学会での発表も実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度実施できなかった教材開発に関しては、1)で取り上げているWEB教材の開発に関しては,要件の抽出を行い教材を完成させた。

今後の研究の推進方策

本研究における学習環境を構築し,実証研究を行い,結果を分析,評価し,問題点を抽出する。具体的には以下の事柄を行う。 1)WEB教材のを用いた授業を実践し、評価を行う。その結果を学会にて報告する。 2)保育者養成校において,保護者交流型ワークショップを育成するための教育プログラムを導入した事例の評価を行いプログラムを確定させる。 3)データ分析の結果をもとに,ガイドライン策定を完成させる。

次年度の研究費の使用計画

調査予定が遅れたため
平成25年度予定の調査を今年度実施予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 子育て支援に取り組む保育者に求められる力量に関する一考察

    • 著者名/発表者名
      岩﨑千晶, 金城洋子, 堀田博史, 松河秀哉
    • 学会等名
      日本保育学会第66回大会発表論文集
    • 発表場所
      中村学園大学
  • [学会発表] テキストマイニングを用いた保護者の不安と子どもの年齢の関係の分析

    • 著者名/発表者名
      松河秀哉, 金城洋子, 岩﨑千晶, 堀田博史, 久保田賢一
    • 学会等名
      第29回日本教育工学会全国大会講演論文集
    • 発表場所
      秋田大学

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公開日: 2015-05-28  

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