• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実施状況報告書

日本の学校でICTが活用されていない現状の実態分析と将来の動向分析

研究課題

研究課題/領域番号 24501238
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

坂谷内 勝  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 総括研究官 (70187053)

キーワード教育工学 / 科学教育
研究概要

本研究は、「国際比較をすると、日本は学校の授業の中でICTが活用されていない」という調査結果を踏まえ、現状におけるICT活用の実態及び低活用の要因を多角的に分析し、ICT活用に必要な要因と、ICT活用に関する将来動向を分析することを目的としている。
本年度は、昨年度に引き続き、過去の国際調査結果を詳細に分析した。さらに、最近報告されたPISA(OECD生徒の学習到達度調査)、PIACC(OECD国際成人力調査)、TIMSS2011(国際数学・理科教育動向調査の2011年調査)の調査結果も分析した。国際的に日本は授業の中でICTが使われていないこと、しかし、学力は低くないことなど、興味深い結果が明らかになった。
今年度は、国内で開催する学会等の研究会に数多く参加し、資料収集と情報交換が主な研究活動であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

多くの学会等の研究会に参加して資料収集することができた。

今後の研究の推進方策

これまで収集した資料をもとに、日本の授業について分析した報告や事例を整理し、教育専門家や現場教師からの意見も聞き取り、日本の授業でICTの活用が低いことについて分析を行う。
海外で、ICTを積極的に活用している国の学校等を訪問調査し、ICT活用に必要な要因を明らかにする。
また、本研究の最終年度なので、日本のICT活用の将来の動向分析を試み、研究成果をとりまとめる。

次年度の研究費の使用計画

当初予定していた海外の教育機関のICT実態調査ができなかったため。
資料収集のための国内の学会等の研究会に参加する。また、海外の教育機関(3機関程度)を訪問し、ICTの実態調査を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 2つの国際比較調査から見た我が国の生徒の統計に関する学力2014

    • 著者名/発表者名
      坂谷内 勝
    • 雑誌名

      統計教育研究

      巻: 47 ページ: 1-4

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi