研究課題
基盤研究(C)
(1)インドの主要な医学および宗教文献を調査し、臨床的観察に基づいた疾病に関連する概念および病理学的要素の内容を明らかにした。(2)代表的なインド医学書『スシュルタサンヒター』について、従来の研究で用いられていなかったネパール写本の調査により、構成上の異同について新たな仮説を提示した。(3)マインドフルネスをめぐる仏教の動態として、宗教的実践が精神療法の発展に影響を及ぼした可能性を確認した。
アジア医学史・医療史