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2014 年度 研究成果報告書

癌悪性化におけるVasohibin―2の機能解明と新規治療法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 24501309
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 康弘  東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60332277)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードVasohibin / 上皮間葉転換 / 癌悪性化 / 炎症 / 血管新生 / miR-200 / 胃癌 / 脂質結合
研究成果の概要

癌の悪性化における血管新生抑制因子Vasohibi-2(VASH2)の機能解析を行った。癌細胞におけるVASH2の発現レベルは癌転移に関連するmiR-200ファミリーによって調節されること、VASH2は癌細胞の遊走・浸潤を制御すること、VASH2の細胞外分泌にはVASH2蛋白の脂質結合性が重要であること、胃癌組織ではVASH2が高発現しており、VASH2欠損によって炎症・癌細胞増殖・血管新生に関わる遺伝子の発現が低下して胃癌の発育が抑制されることを明らかにした。VASH2は血管新生促進作用だけでなく、癌細胞の形質転換や炎症反応を介して癌の悪性化を制御することを示唆している。

自由記述の分野

基礎医学

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公開日: 2016-06-03  

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