研究実績の概要 |
最終年度となる今年度においては、これまでに収集してきたデータを見直し、統計解析などを加えて評価を進めた。これまでに比較を進めてきた4種類の代謝を標的とする化合物(FDG, FLT, 酢酸、グルタミン)の組み合わせのうち、2つの標識体で腫瘍への取り込み量に有意な正の相関が見られたのは、FDGとグルタミン,FLTと酢酸であり、これらの組み合わせでは腫瘍内の分布パターンにも類似が見られたが、他の組み合わせでは異なるパターンが目立った。 また、上記の結果を取りまとめて、国際学会(world molecular imaging congress)および国内学会(日本分子イメージング学会)で発表した。
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