研究課題/領域番号 |
24501349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床腫瘍学
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研究機関 | 順天堂大学 (2013-2014) 東北大学 (2012) |
研究代表者 |
加藤 俊介 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40312657)
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研究分担者 |
角道 祐一 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (10396484)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | オートファジー / CDK阻害剤 / 分子標的治療 / 大腸がん |
研究成果の概要 |
細胞周期停止を誘導するCDK阻害剤を固形癌細胞株および正常ヒト線維芽細胞株に投与したところ、オートファジーが誘導されるものと誘導されないものに分類された。CDK阻害剤によりオートファジーが誘導された細胞株群にオートファジー阻害処理を加えたところアポトーシスの誘導が観察されたが、オートファジーが誘導されなかった細胞株ではオートファジー阻害処理によりアポトーシスは観察されなかった。これらの結果から一部の固形癌細胞株においてはCDK阻害剤の投与で細胞保護機能を有するオートファジーが誘導され、このような固形腫瘍においてCDK阻害剤とオートファジー阻害剤の併用は新たな治療戦略になりうると考えられた。
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自由記述の分野 |
臨床腫瘍学
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