研究課題
基盤研究(C)
地上気象観測データと後方流跡線解析によって、日本に到達する黄砂の発生源が、1990年代では北緯45度以南のゴビ砂漠から発生する頻度が高いのに対し、2000年代では北緯45度以北の草原地域からの発生頻度が高いことが分かった。地表面熱収支モデルの改良によって、モデルから抽出される熱慣性値と表層土壌水分量実測値との相関を向上させた。これにより黄砂発生地域における表層土壌水分条件分布の推定精度が高まった。
気象・海洋物理・陸水