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2014 年度 研究成果報告書

寒冷域に生育する森林生態系炭素循環の環境変動に対するレジリエンスの定量化

研究課題

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研究課題/領域番号 24510029
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境影響評価・環境政策
研究機関広島大学

研究代表者

戸田 求  広島大学, 生物圏科学研究科, 講師 (40374649)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード森林生態系 / 炭素収支 / 極端気象 / 復元性 / 植生遷移 / 逆推定解析 / 数値モデル
研究成果の概要

森林生態系の環境応答の解明は将来の気候変動に対する生態系の脆弱性評価及び予測に不可欠である。筆者らは北海道およびドイツの冷温帯・亜寒帯森林の炭素収支を制御する要因検出に向けたベイズ推定解析を行った。パラメータ逆推定解析の結果、期間中に見られた台風および熱波によって各生態系は一時的な構造・機能損害を受け炭素吸収機能を低下させたが、その後数年の間に回復し、特に最も激しい構造的破壊を受けた遷移初期の生態系は被害前と比べて後に高い炭素吸収機能を発揮することがわかった。

自由記述の分野

物質循環生態学

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公開日: 2016-06-03  

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