研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、「生物多様性条約・名古屋議定書の対象となっている生物遺伝資源の期待便益の計測手法の開発」である。特に、非金銭的便益について、産業連関分析にて計測することが、目的である。この目的を達成し、目的に呼応する成果を、生物多様性条約・第11回締約国会議(CBD COP11)、及び、同・第12回締約国会議(COP12)にて、発表済みである。アジアの数カ国を対象として、非金銭的便益を計測した結果、それらは、年間で数千万円規模の国経済全体への波及効果として現れることが分かった。
環境経済学