研究課題
基盤研究(C)
温室効果ガス排出量の効果的削減に向けて、ステークホルダーによる意見交換と意思決定の際に活用可能なサプライチェーンの可視化を行うことを目的として、数理モデル開発と応用分析を行った。数理モデルの開発は、温室効果ガスの総排出量をサプライチェーンの構成要素へと分解する産業連関分析の手法(構造経路解析)を拡張することにより実施した。さらに、産業構造分析とサプライチェーンの可視化に活用できる分析手法(産業連関表の三角化)について、従来の手法を改良し、応用分析を通してその有用性を示した。
計量経済学、産業エコロジー