研究課題/領域番号 |
24510088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 京都府保健環境研究所 |
研究代表者 |
坂 雅宏 京都府保健環境研究所, 水質課, 主任研究員 (80419192)
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連携研究者 |
多田 哲子 京都府保健環境研究所, 水質課, 主任研究員 (70419191)
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研究協力者 |
鎌田 洋一 岩手大学, 農学部, 教授 (20152837)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | カエル / 後期発生 / トリアジン / 除草剤 / 成長阻害 / 発生遅延 / 奇形 / 甲状腺 |
研究成果の概要 |
世界中で汎用的に使用されているトリアジン系除草剤について、両生類に対する毒性影響を総括的に解明すべく、主要な7種の除草剤を対象に、ネッタイツメガエル幼生を使った長期低濃度曝露試験を実施した。試験結果により、これらの除草剤が共通して、幼生の成長や発生を阻害する化学的ストレッサーとして作用し、さらに、脊椎の異常をもたらす催奇形性物質であることが確認された。また、甲状腺組織の病理観察により、これらの除草剤による成長・発生阻害は、甲状腺機能の攪乱によるものではなく、別の作用機序によることが示唆された。
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自由記述の分野 |
環境毒性学
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