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2014 年度 研究成果報告書

セレンをモデルとするレアメタル回収に資する電極反応系の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 24510106
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境技術・環境材料
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

今林 慎一郎  芝浦工業大学, 工学部, 教授 (50251757)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード水溶性セレン / 電極還元反応 / メディエーター / プロトン共役電子移動 / セレン回収
研究成果の概要

メチルビオロゲン(MV)添加による亜セレン酸の電極還元反応速度の増加は、MVが電子メディエーター、緩衝液の共役酸がプロトン供与体として働くことで起きていることを明らかにした。この反応を用いて-0.8 V vs. Ag|AgClで定電位電解すると、亜セレン酸を6μmol dm-3まで除去できた。初濃度1~10 mmol dm-3の場合は電流効率95%以上で99%以上の亜セレン酸を除去でき、その大半が元素態セレンとして回収できることを実証した。
電気化学的に還元できないと報告されていたセレン酸もMV添加によって還元可能になるが、回収率は相対的に低く、10%程度であった。

自由記述の分野

電気化学

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公開日: 2016-06-03  

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