研究課題/領域番号 |
24520015
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
望月 太郎 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50239571)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 哲学実践 / 批判的思考 / ソクラティックダイアログ / カリキュラムデザイン / 教育開発 / 国際協力 |
研究実績の概要 |
本年度は、研究代表者が平成26年4月1日付で大阪大学ASEANセンター(バンコクオフィス)センター長に着任(学内派遣)し、タイ王国バンコクに駐在することになり、現地でセンターの運営に専念することになったため、科研費補助事業である本研究については予定していたエフォートを割くことができなかった。そのため、研究成果は、昨年度(平成25年度)に実施したセミナー・ワークショップ(Roundtable on Critical Thinking and Philosophical Practice, 19-20 Dec. 2013, Department of Philosophy, Faculty of Arts, Chulalongkorn University, Bangkok Thailand)での報告(録音)をテープ起こしするに留まった。 カンボジアの大学における哲学実践マスターコースの開設に関しては、11月21-22日、プノンペン王立大学外国語学部構内のCJCCで開催された日本留学フェアに業務で参加した折、カンボジアの研究協力者と懇談する機会を持ち、また23日、プノンペン市内の大学(Khemarak University)でソクラティックダイアログのデモンストレーションを行い、好評であった。 哲学実践マスターコースのカリキュラムデザインとコース開設の実務に関しては、以上の理由から、本年度は具体化することができなかったので、平成27年度までの期間延長申請を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者が平成26年4月1日付で大阪大学ASEANセンター(バンコクオフィス)センター長に着任(学内派遣)、バンコクオフィスに駐在し、センターの運営に専念することになったため、科研費補助金による本研究については予定していたエフォートを割くことができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
平成27年度は、平和構築のための哲学実践マスターコースをカンボジアの大学において開設することを目標とする。コースの設置を予定していた機関の担当者が変更になり、プログラム実施に向けての交渉が進まないため、場合によってはコースを設置する機関を変更することも考える。 教科書の編集に関しては、引き続き、各章の担当者に執筆を依頼し編集を進め、年度末に刊行を予定している。 また、昨年度、テープ起こしを行った、平成25年度に実施したセミナー・ワークショップ(Roundtable on Critical Thinking and Philosophical Practice, 19-20 Dec. 2013, Department of Philosophy, Faculty of Arts, Chulalongkorn University, Bangkok Thailand)での発表と討議を報告書にまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究代表者の学内派遣による異動のため、予定通り研究を遂行できず予算を使うことができなかったため、平成27年度への期間延長申請を行った。
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次年度使用額の使用計画 |
カンボジアでセミナーを実施するための旅費及び報告書の印刷費として使用する。
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