研究課題/領域番号 |
24520033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
竹内 綱史 龍谷大学, 経営学部, 講師 (40547014)
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研究分担者 |
関塚 正嗣 諏訪東京理科大学, 共通教育センター, 教授 (00350851)
上野山 晃弘 日本大学, 文理学, 助教 (00440024)
岡村 俊史 大阪市立大学, 文学研究科, 研究員 (20527733)
五郎丸 仁美 国際基督教大学, キリスト教と文化研究所, 研究員 (30568845)
鈴木 克成 青森中央学院大学, 経営法学部, 教授 (60279487)
伊藤 貴雄 創価大学, 文学部, 准教授 (70440237)
齋藤 智志 杏林大学, 外国語学部, 教授 (70442019)
高橋 陽一郎 日本大学, 文理学部, 准教授 (80333102)
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研究協力者 |
本郷 朝香 立教大学, 非常勤講師
山本 恵子 東京造形大学, 准教授
高辻 知義 東京大学, 名誉教授
鎌田 康男 関西学院大学, 総合政策学部, 教授
須藤 訓任 大阪大学, 大学院文学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 多元主義 / 普遍主義 / ニーチェ / ショーペンハウアー |
研究成果の概要 |
本研究は、理論哲学・実践哲学・美学の各領域における普遍主義と多元主義とを相互に検討することを目的とした。手引きとしたのは、多元主義的なニーチェ哲学と普遍主義的なショーペンハウアー哲学である。 研究成果は以下の3点である。1.理論哲学では、現実世界の実際の安定性を理解するうえでは普遍主義を完全に捨てるのは困難であることが確認された。2.実践哲学では、共同性をどのように評価・理解するかで普遍主義と多元主義が分かれるが、その際、個体性の位置づけが最大の焦点となることが明らかとなった。3.美学では、現実に万人共通の美的享受はあり得ないので、普遍性があり得るのは可能性としてだけであることが確認された。
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自由記述の分野 |
宗教哲学
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