本研究における成果としては、以下4点が挙げられる。 1.資料の集約と整理。特にデジタル検索の範囲外にある非公開資料について作業を進めた。2.画像およびその周辺資料の活用。歴史研究以外の複数分野への幅広い活用を試みた。3.専門家以外の一般社会への成果還元。テレビ・ドキュメンタリーへの協力、児童生徒向け図書の執筆などによって、特に、資料提供に協力を仰いだ各地域への成果還元に努めた。4.今後の研究に繋がるリソースの確保。中でも、資料調査に関連する人的連繋の形成と維持に成功したことは、今後の研究にとって最も有益である。
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