研究課題/領域番号 |
24520053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小川 英世 広島大学, 文学研究科, 教授 (00169195)
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研究協力者 |
イ ジェヒョン
石村 克
川村 悠人
友成 有紀
尾園 絢一
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | バルトリハリ / ヴァーキャパディーヤ / 文 / 文意 / パーニニ文法学 / パタンジャリ / マハー・バーシャ / ミーマーンサー学派 |
研究成果の概要 |
文論はバルトリハリの言語哲学を核心をなす。『ヴリッティ』に展開される文論にはバルトリハリが第1巻と第3巻において論ずる諸点が忠実に反映されている。バルトリハリの文論を『ティーカー』は、パーニニ文法学に本来的でないミーマーンサー学派の文意論の枠組みで解釈する。ヘーラーラージャとは異なり、『ティーカー』の作者プニアラージャが『ヴリッティ』を読んでいないことは確実であり、プニアラージャはパーニニ文法家ではないと断言できる。したがって『ティーカー』はヘーラーラージャの第2巻に対する注釈のプニアラージャによって作成された縮約版ではあり得ない。『ティーカー』への留保なしの依存には抑制的であるべきである。
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自由記述の分野 |
インド哲学(パーニニ文法学とパーニニ文法学派の言語哲学ならびにインドにおける諸言語理論)
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