研究課題
基盤研究(C)
空襲研究は本土の市民運動として蓄積されてきた。本研究では、これらに学びつつも、戦争認識や戦後の平和認識といった人文科学の研究をベースとした関心から、防空思想との関係や空襲言説をテキスト論として読み解く方法によって、戦時下占領期戦後といった長いタイムスパンによって総合的に論じた。また植民地研究との架橋はなされてこなかったが、本研究では、台湾朝鮮といった植民地空間においてどのような調査のされ方論じられ方がなされているか、検討を加えた。
戦争認識 戦争の記憶論