研究課題
基盤研究(C)
本研究は、両大戦間パリにおける挿絵本文化について、美術史学、比較文化・文学、出版史、日本学など学際的な視野から総合的に検証を行ったものである。この間、パリで30冊以上の挿絵本に関わった日本人画家・藤田嗣治を起点としつつ、「文学者」「画家(美術家」「出版人」「版画工房」の相互交流と成果について具体邸に把握することを目指した。研究期間中に美術館における二つの展覧会開催に協力し、関連シンポジウムを催し、報告書もかねて研究論集『テキストとイメージを編む 出版文化の日仏交流』(勉誠出版)を刊行した。
美術史