研究課題/領域番号 |
24520143
|
研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
出口 丈人 東京藝術大学, その他の研究科, 講師 (50463956)
|
研究分担者 |
桐山 孝司 東京藝術大学, その他の研究科, 教授 (10234402)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | ショット / ショット統計 / スタイル / アメリカ映画 / 日本映画 / フランス映画 / ナショナル・シネマ |
研究実績の概要 |
研究成果の概要 ナショナルフィルム期以降の映画を対象として、ショットを計量的に分析することで言語圏ごとの映画の違いを明らかにすることを試みた。ショットの計量のために専用のエディタを制作し、画像認識と人の操作を組み合わせてショットのつなぎ目をマークしていくようにした。日本、アメリカ、フランスの映画から各年の大ヒット作を選び、合計91本を分析。ショットの長さの平均や標準偏差がある程度、映画を特徴付ける指標になることがわかった。一方で映画の特徴をより的確に表すには、時系列情報も必要であることが明らかになった。
研究成果の概要(英文) This comparative study of films aimed at discovering different approaches to the use of shots developed in difference language domains after the national film period. We built a software tool for marking the boundary of shots supported by computer vision. We analyzed 91 films chosen from the list of greatest hits of each year. It was found that values of mean and standard deviation could be used to characterize the structure of films. Temporal order of shots was also needed to better understand the overall structure of films.
|