研究課題
基盤研究(C)
落語や漫才などの笑芸はどのようにして「笑い」を生み出すのか、という問題を、映像資料と実演(ライブ)をテキストとして分析し、芸人が用いる笑いの技法を12のカテゴリーに分類した。さらにテキスト生成時に働いている思考に注目し、科学的発見とくにセレンディピティーと呼ばれる創造的発見の現場での科学者の思考過程と比較対照することにより、笑いを生み出すセンスと科学的創造性とが、同形のものであることを究明した。
科学技術史