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2014 年度 実施状況報告書

戦後グラフィックデザインに関するオランダと日本―その関係と国際性について比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 24520182
研究機関明星大学

研究代表者

西村 美香  明星大学, 人文学部, 教授 (60352928)

研究分担者 今井 美樹  大阪工業大学, 工学部, 教授 (80460765)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードデザイン / 国際比較 / オランダ / 日本
研究実績の概要

研究代表者の西村はオランダと日本、そしてアメリカの編集デザインの比較をしており、その資料収集に26年度は時間を割いた。日本のデザインに関しては6月に小学館から『日本美術全集』17『前衛とモダン』が刊行され日本のデザイナーの仕事について作品解説という形で執筆をした。
研究分担者の今井はオランダとヨーロッパのデザインの比較をしており、26度はその比較のためスイスに赴いた。その成果を11月に意匠学会例会で口頭発表している。年度末には東京オペラシティアートギャラリーで開催されたスイスデザイン展の企画、図録執筆にもたずさわった。 この展覧会は27年度も北海道、静岡と巡回する予定である。また展覧会「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」は26年度も 愛媛県美術館に巡回し、企画とともに図録のデザインも行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2012年度科研費採択初年度に研究代表者西村が体調不良のため半期の間、大学を休み、研究も滞った。それが寛解せずに2014年度8月より再び体調不良に陥り、予定していた研究調査のための出張に著しく支障を来してしまった。それゆえそれ以降の研究も滞り、データはほぼ収集できたものの分析調査まとめの段階に入れなかった。

今後の研究の推進方策

研究代表者の西村はオランダと日本、そしてアメリカの編集デザインの比較をしており、ほぼ資料は収集できたので本年度はその分析そしてまとめにはいる。研究成果の発表としては意匠学会での口頭及び論文発表、明星大学の紀要への投稿、八王子市いちょう塾(市民講座)での公開講座開催などを予定している。
研究分担者の今井はオランダとヨーロッパのデザインの比較をしており、昨年度の学会口頭発表と展覧会企画をまとめて今年度はそれらの調査研究を意匠学会で論文発表をする。

次年度使用額が生じた理由

研究代表者西村の体調不良のため研究が滞った。

次年度使用額の使用計画

調査および打ち合わせのための旅費。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2014

すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [学会発表] スイス・デザインの100年ーグラフィックデザインを中心にー2014

    • 著者名/発表者名
      今井美樹
    • 学会等名
      意匠学会
    • 発表場所
      京都精華大学
    • 年月日
      2014-11-29
  • [図書] 『スイスデザイン展カタログ』2015

    • 著者名/発表者名
      梶尾里佳、橋本優子、 今井美樹、福士理、林美佐、 村上敬
    • 総ページ数
      226
    • 出版者
      ㈱キュレイターズ
  • [図書] 『日本美術全集』17『前衛とモダン』2014

    • 著者名/発表者名
      北澤憲昭責任編集 西村美香他作品解説
    • 総ページ数
      320
    • 出版者
      小学館

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公開日: 2016-05-27  

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