1950年代から現代にかけてのグラフィック・デザインにおける国際的広がりを調査する研究である。今回はオランダに焦点をあて、オランダと日本、そしてオランダとヨーロッパの比較をすることで、現代の発展したグラフィック・デザインの歴史的背景をあからさまにすることに力を注いだ。日本国内はもとより、オランダ・スイスには現地に赴き、関係資料の収集に努めた。 図書出版としては2件で、展覧会図録と美術全集。雑誌論文としては大学紀要および学会誌に4件、学会発表は意匠学会にて1件。その他、関連展覧会開催として2件、ディック・ブルーナ展とスイスデザイン展。市民講座開催として八王子いちょう塾での講演が1件である。
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