本研究課題では、成果の一部を以下により公開した。 ①欧米で長く活動した舞踊家・小森敏(1887-1951)について公開シンポジウムを開催し、2作品の復活上演を行った(2013年度)。②日本のモダンダンスのパイオニアの多くが試作品を発表した浅草オペラについて公開シンポジウムを開催し、近代日本における一つの芸能として見直す必要性が確認された(2014年度)。③『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』(森話社、2016年度)を出版し、浅草オペラを多面的に見つめるべく試みた。 また、得られた現物資料をデータ化し、現在はWeb上で公開する準備を進めている。
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