研究課題
基盤研究(C)
本研究は、20世紀以降の時期のユートピア言説を、<希望の原理>という視座から再考察することで、従来、重要視されてこなかった(あるいは、存在しないとすら考えられてきた)この時期のユートピア言説とその意義を再発見した。その上で、この新たなユートピア言説を、急速なグローバリズムの進行などに伴い生じるあらたな状況の中で発生する現代の諸問題と対峙する多種多様な新たな可能性を想像/創造することができる言説として捉え直すことができた。
英米文学