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2016 年度 研究成果報告書

マーカス・ガーヴェイとハーレム・ルネッサンスの黒人たち―その反目の裏と表

研究課題

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研究課題/領域番号 24520269
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関茨城大学

研究代表者

君塚 淳一  茨城大学, 教育学部, 教授 (60259588)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワードマーカス・ガーヴェイ / ハーレム・ルネッサンス / WEBデュボイス / ブッカーTワシントン / アフリカ帰還運動 / ポール・カフェ / ニグロタリアン / 白人パトロン
研究成果の概要

民族主義、アフリカ回帰運動、分離主義などを標榜し、多くの貧しい黒人たちから支持されていたマーカス・ガーヴェイは、当時、汎アメリカ主義が進み、ハーレム・ルネッサンスが注目されたにも関わらず、黒人たちからも批判された。特にデュボイスはかつて敵対したワシントン亡き後、ガーヴェイをも攻撃し、彼は政府から批判され、郵便法違反で逮捕、ジャマイカへ強制送還された。ワシントンは白人と融和し、ガーヴェイは対峙したことで政府からの批判も異なるが、そこには国内での人種独立分離、回帰運動先リベリアの豊かな自然資源という利権、ハーレム・ルネッサンスの黒人たちのパトロン事情、デュボイスのプライドなどが原因であった。

自由記述の分野

アメリカ文学, 文化

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公開日: 2018-03-22  

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