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2014 年度 研究成果報告書

第一次世界大戦後の散文作品における叙情詩的技法の影響-セリーヌを中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 24520357
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関広島修道大学 (2014)
神戸大学 (2012-2013)

研究代表者

杉浦 順子  広島修道大学, 商学部, 准教授 (30594361)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードルイ=フェルディナン・セリーヌ / 第一次世界大戦 / 記憶 / ジャンル / 叙情性
研究成果の概要

本研究は100周年を迎えた第一次世界大戦に注目し、それを兵士として体験した作家セリーヌの作品を中心に、その体験の創作する主体への影響を観察し、またその記憶を読者と分有する際に用いられた表現手法、とりわけ詩的ジャンルの影響について分析することを目的とした。2回の研究発表と論文執筆を通して、癒し得ない体験の記憶を表現する手法について論じ、セリーヌ作品におけるジャンル混淆性や叙事詩的な前期作品と叙情詩的後期作品との変化を分析し明らかにした。また本研究にもとづいて市民公開講座を行い、研究成果を広く公にすることができた。

自由記述の分野

フランス文学(20世紀前半小説)

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公開日: 2016-06-03  

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