研究課題
基盤研究(C)
方定煥によって始められた韓国初の児童文化運動は、朝鮮王朝末期の農民運動や開化派近代化運動、大日本帝国統治下の民族独立運動と無関係に考察することはできない。方定煥は天道教教主孫秉熙の娘婿であり、天道教少年会の活動が彼の少年運動の始まりだった。これは東学や天道教という近代朝鮮に大きな影響力を持っていた宗教団体の教理や世界観の考察抜きに彼の児童観や業績を評価することはできないことを意味している。
韓国児童文学研究