研究課題
基盤研究(C)
本研究は、自然談話の文法を構築するために、自然談話で特徴的に用いられる談話標識の機能の解明を行った。談話標識の解明のためには、まず自発的談話の特徴について、情報の圧縮度、自己関与性、計画性等の特徴を加味し、自発的談話に用いられる言語表現を実証的に捉える必要がある。自発的自然談話の収集と、各談話に見られる言語指標の整理→発話交替や発話重複、発話の途切れ等、会話構造における談話標識の機能の解明→自然談話の文法論構築の基盤的研究を行った。
言語学