研究実績の概要 |
今年度はこれまでに取った韓国語と英語のデータの分析を行い、以下に挙げる学会で発表した。前年度から持ち越されていた課題(テレビコマーシャルに関する調査結果から、韓国の食品CMについて対象商品一覧、使用された味表現の使用回数、主な使用用語などをまとめ、その特徴を分析する)についても結果をまとめ発表した。またこれまでに行ったスウェーデン語と韓国語の分析結果を著書としてまとめた。 著書(1)武藤彩加(2015),『日本語の共感覚的比喩』(単著),総ページ数544頁,株式会社ひつじ書房,2015年2月16日刊行. 口頭発表(1) 武藤彩加・副島健作(2014),日本語の「共感覚的比喩」の一方向性仮説に関する分析―日本語の五感を表す「動詞」と「副詞」、および「形容詞」の意味転用の方向性―(共同), The14th International Conference of EAJS(2014年8月29日),於スロベニア・リュブリャナ大学.(2) 武藤彩加(2014),「味」のレトリック-日韓のTVコマーシャルで使用されている「おいしさ」の表現-(単独), 社会言語科学会第34回大会(2014年9月13日),立命館アジア太平洋大学.(3) 武藤彩加(2014),英語母語話者によるおいしさの表現-韓国語と日本語との比較を通して-(単独), The 10th International Symposium for Japanese Language Education and Japanese Studies (第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム)(2014年11月15日),香港大学.
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