橋本(2008、2011)において提示した言語構造構築メカニズムの仮説の妥当性を検討するとともに、第一言語習得(以下、L1)の幼児、第二言語習得(以下、L2)の幼児、L2成人の3者間の共通性と差異を明確にするために、次のように研究を進めた。 1)L2幼児の全部否定形式の習得過程を発表し論文化した。2)L2幼児の接続詞の習得過程を論文化した。3)L2成人の可能形式の習得過程を論文化した。4)L1幼児・L2幼児・L2成人の異同について論文において指摘した。5)L2幼児の研究をレビューし、L1幼児と比較を行い、論文化した。6)並行してデータ収集を進めた。7)成果を講演において公表した。
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