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2014 年度 実施状況報告書

コーパス利用による英語強意副詞の通時的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24520539
研究機関三重大学

研究代表者

西村 秀夫  三重大学, 教育学部, 教授 (00164591)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード英語史 / 史的コーパス言語学 / 強意副詞 / 文法化 / 歴史社会言語学
研究実績の概要

平成26年度は平成25年度に引き続き(1)言語資料の収集と整形、(2)データの検索・分析、(3)強意副詞・強意表現研究、歴史社会言語学、文法化理論の研究動向調査の3本の柱に沿って研究活動を行った。
現在従事している「英語コーパス研究シリーズ」(ひつじ書房 2015年秋以降刊行開始予定)全7巻のうち、編集を担当している第6巻{コーパスと英語史」について、当該領域における総論的記事(論文)「英語史領域におけるコーパス利用の概観と展望(仮)」について引き続き資料の調査を行っており、上記(3)においていっそうの進展を見た。
(1)(2)についても「コーパスと英語史」と関連するが、さらにデータを拡充する必要を痛感し、現在は調査対象を拡げながら研究を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

「研究実績の概要」にも記したように「コーパスと英語史」の編集作業と関連付けて本研究課題を遂行しており、より広い視点からの研究動向の概観ができるなど、当初想定していた以上の深い考察を進めることができている。

今後の研究の推進方策

「コーパスと英語史」の巻の他の執筆者、さらには本シリーズの総括編集責任者と意見交換を行いながら、よりよい研究成果を取りまとめることを最大の目標とする。

次年度使用額が生じた理由

「英語コーパス研究シリーズ」総括編集責任者との意見交換の中で、現在取り組んでいる総論的記事の範囲をより広げることとなった。これに必要な文献の刊行が当初より遅れたため未使用の金額が出た。また26年度中の研究の完了が不可能となったので、研究機関の延長が必要となった。

次年度使用額の使用計画

入手が遅れている文献の購入、成果発表、シリーズ総括編集責任者との打ち合わせのための旅費として使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] グリゼルダの声2015

    • 著者名/発表者名
      西村秀夫
    • 雑誌名

      Philologia

      巻: 46 ページ: 19-30

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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