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2013 年度 実施状況報告書

英語史における付加疑問文の文法化・主観化研究

研究課題

研究課題/領域番号 24520543
研究機関広島修道大学

研究代表者

福元 広二  広島修道大学, 商学部, 教授 (60273877)

キーワード付加疑問文
研究概要

本年度においても、昨年度に引き続き、近代英語期における付加疑問文の調査を行った。特に、17世紀後半から18世紀にかけての劇作品にみられる付加疑問文のデータを収集した。17世紀では、Wycherley, Etherege, Otway, Vanbrugh, Congreve, Drydenなどの劇を、18世紀では、Farquhar, Goldsmith, Sheridan, Gayなどを扱った。近代英語においては、現代英語ほど付加疑問文は、多くはみられないのであるが、相手への確認や軽い疑問などの様々な表現が見られた。
また、この時期になると助動詞doもかなり発達してきているので、付加疑問文に助動詞doを用いた表現がみられたり、また、willやcanのような法助動詞を用いた付加疑問文も見られた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成25年度は近代英語期における劇作品の調査を行う予定であったが、実際に17世紀から18世紀における劇作品の調査を行うことができた。

今後の研究の推進方策

今後においても、研究の目的と研究計画にしたがいながら、英語史における付加疑問文の調査を進めていきたいと思う。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度において、演劇作品だけでなく、可能であれば17,18世紀における小説も調査をする予定で、それらの作品も購入する予定であったが、その調査をすることができなかったため、購入することができなかった。
平成26年度に購入して、調査を実施する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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