研究課題
基盤研究(C)
本研究の最終目標は、教師が傍らについていなくても、日本語学習者同士で効果的にグループ練習が行えるような、漢字学習教材を開発することである。本研究では、グループ練習中の学習者間のやりとり、および、学習者の習得状況を観察することによって、活動を活性化させるために何が必要か、そして、グループ練習でどのような学習効果が見られるのかを調べた。その結果、特に漢字の読みや意味において、学習者同士で知識を共有したり、相手の反応から自身の間違いに気づいたりといったグループ練習の利点が確認された。
日本語教育