研究課題/領域番号 |
24520582
|
研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
山下 暁美 明海大学, 外国語学部, その他 (10245029)
|
研究分担者 |
井上 史雄 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 客員教授 (40011332) [辞退]
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 日本語教育 / 災害支援 / もっとやさしい日本語 / 災害支援カード / Emergency |
研究実績の概要 |
★平成26年度科研費研究成果報告会(平成26年4月27日)において、「災害時の言語景観の問題点」「震災以後の福島大学の取り組みー被災地方言データの保存と外国人住民への聞き取り」「データの分析作業から見えてきたこと」「外国人が言い換えた『やさしい日本語』」「災害と日本語についての雑感―西日本での事例をもとに―」「日本語教育教材の現状と課題-災害・病気・病院の語彙や表現を中心に-」「地方自治体の外国人向け災害情報の提供に関する取り組みについて」「わかりやすい日本語とやさしい日本語」についてそれぞれのメンバーが発表を行い、質疑応答をした。 ★韓國日本語學會第 30 回國際學術發表大會において、これまでの研究成果を発表した。発表内容については「「もっとやさしい日本語」の提案」『韓國日本語學會第 30 回國際學術發表大會予稿集』(pp.196-200)に掲載されている。 ★2014(平成26)年度日本語教育学会研究集会第7回四国地区(徳島)が鳴門教育大学において開催された。「災害支援カード『もっとやさしい日本語訳付』に関する考察」と題して本研究の成果を発表し、意見交換を行った。 ★『2014(平成26)年度版(2014年10月発行)災害支援カード(もっとやさしい日本語訳付)Words to use in an Emergency』(制作者 山下暁美(明海大学)・井上史雄(国立国語研究所)・高丸圭一(宇都宮共和大学)・中西太郎(明海大学)・津田智史(日本学術振興会特別研究員)・椎名渉子(東北大学))を作成し、国内外の大学、地方自治体、その他の関係機関に送付した。 ★日本語教育国際研究大会、カンタベリー博物館(震災部門)にてテーマに関連のある研究者や学術委員との情報交換を行った。カンタベリー市内の震災後の復興、支援状況の調査を行った。
|