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2014 年度 実績報告書

外国語上級学習者における中間言語の研究―教材開発への応用を意図して

研究課題

研究課題/領域番号 24520612
研究機関金沢大学

研究代表者

大滝 幸子  金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (90213751)

研究分担者 朱 継征  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (20313497)
キン 衛衛  関西外国語大学, 国際言語学部, 教授 (50319654)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード文脈分析方法論 / 誤用例TAG / 中間言語 / パラレルコーパス
研究実績の概要

前年度来実用化を進めてきた、母語作文と目標言語作文を対照して検索することのできる「中間言語パラレルコーパス(SACHIKO-rin)」(総字数約9万字)を用いて、科研の海外研究協力者と科研代表者及び指導下の博士課程在籍学生(中国人の日本語教師志望者)が研究活動を行った。その背景として、8月に北京で開催された第6回中日対照言語学フォーラムでの科研メンバーの口頭発表およびそのフォーラム終了後に開いた科研メンバーのみによる「誤用例TAG」制定のための討論会がある。その結果、日本と中国の「目標言語の言語圏以外で生活する学生」を教える「目標言語が自分の母語ではない教員」の教学経験を生かした誤用例TAGを制定することができ、またTAGづけ作業にバイリンガルの博士課程在籍者を起用したため、言語資料として信頼度の高い「TAG付中間言語パラレルコーパス」が完成した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 4件、 査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 文体・性別・年齢からみる一文の長さ2015

    • 著者名/発表者名
      劉玲
    • 雑誌名

      応用言語学研究論集

      巻: 第8輯 ページ: 1-14

    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 中国人日本語学習者の複合動詞習得に関する認知的考察2015

    • 著者名/発表者名
      張麗虹
    • 雑誌名

      応用言語学研究論集

      巻: 第8輯 ページ: 61-80

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 中国人中上級日本語学習者の作文における漢語の使用について2015

    • 著者名/発表者名
      劉玲・李琳
    • 雑誌名

      応用言語学研究論集

      巻: 第8輯 ページ: 101-124

    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 中国日語学習者条件表現形式ト的前置表現分析(原題:中国語)2015

    • 著者名/発表者名
      張桂麗
    • 雑誌名

      応用言語学研究論集

      巻: 第8輯 ページ: 47-60

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 〈因為〉因果複句2014

    • 著者名/発表者名
      大滝幸子
    • 学会等名
      第6回中日対照言語学フォーラム
    • 発表場所
      中国人民大学(中国)
    • 年月日
      2014-08-21
  • [学会発表] 「V1+出す」的空間移動終点表現―中国語との対照(原題:中国語)2014

    • 著者名/発表者名
      テキ東娜
    • 学会等名
      第6回中日対照言語学フォーラム
    • 発表場所
      中国人民大学(中国)
    • 年月日
      2014-08-21
  • [図書] 応用言語学研究論集第8輯2015

    • 著者名/発表者名
      (編集)大滝幸子
    • 総ページ数
      134
    • 出版者
      金沢大学人間社会環境研究科

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公開日: 2016-06-01  

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