会話を出来るだけ自然な形で捉える事を目標にし、その様子をビデオに採り、そのデータを細かく書き起こす。社会言語科学的・語用論的な面からそのやりとりを観察し、現象を分類する。本研究は特に教室以外の様子で「自然な言語学習」が行う場面に注目する。例えば、日本語非ネイティヴである外国人留学生の日本語会話および短期留学プログラムに参加する日本人学生とホームステイ家族との英語やり取りを分析することによって、同様の現象は両言語で見える比較研究にもなる。参加者が複数回に出会いを含むデータも採り、出来る限り長いスパンの会話を収録する。やりとりの中で外に表れた諸相が重要であるから、ビデオが有力な手段となる。
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